デュランタ(ホワイトラブ・アルバ)

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デュランタ(ホワイトラブ・アルバ)

デュランタ(ホワイトラブ・アルバ)は、清楚な純白の小花が房状に花を咲かせ、夏から秋にかけて長期間楽しめる半耐寒性の低木です。
その扱いやすさから、庭植えや鉢植えとしても選ばれ、さわやかな存在感が魅力の一つです。

この常緑低木は中南米を原産とし、学名はDuranta erecta。
日本ではタイワンレンギョウやハリマツリの名でも知られています。
暑さに強く、長い開花期を持つため、夏の庭やバルコニーを華やかにするお勧めの植物です。
ホワイトラブ・アルバはその名の通り、白い花が特徴の品種で、清らかな白い小花が房になって咲き、小さな果実をつけることもあります。

育て方:育てる際のポイントは、まず日当たりのいい場所を選ぶことです。日が当たらないと花つきが悪化するため、午前から午後にかけて日が差し込む場所が理想的です。
用土は水はけの良い豊かな土を用い、鉢植えの場合は赤玉土と腐葉土を混合するのが適しています。

水やりは成長期には土の表面が乾いたらたっぷり与え、夏は乾燥しやすいので頻繁な水やりが必要です。
冬は少し乾燥気味に管理し、春から秋にかけては緩効性の肥料を定期的に施すと、より健康に育ちます。

剪定は花後に切り戻して枝数を増やし、再び花を楽しめるようにします。
大きくなりすぎた場合の強い剪定は春か冬の前に行うのが安心で、増やす方法としては、挿し木が簡単で、春から夏にかけて枝を切って挿すことで根付きやすくなります。

耐寒性はやや劣るため、関東以南の温暖地域では屋外での越冬が可能ですが、寒冷地では鉢を上げて室内に持ち込むか防寒対策が必要です。
害虫に関してはアブラムシやハダニに注意し、早めの対処が重要です。

デュランタ(ホワイトラブ・アルバ)の魅力は、何と言ってもその「清々しく清潔感あふれる白い花」と、枝全体に咲くボリューム感です。
剪定に強く、形を整えやすいので、スタンド仕立ての鉢花や生垣、寄せ植えのアクセントに最適です。
夏の強烈な日差しにも屈せず、次々と花を咲かせるため、長期間にわたって庭を明るくしてくれます。
 

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