テッポウユリ(鉄砲百合)

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テッポウユリ(鉄砲百合)

テッポウユリ(Lilium longiflorum)は、横に大きな白い花を咲かせるユリ科の多年生の球根植物です。
その真っ白なラッパ型の花と甘い爽やかな香りは、日本では昔から「聖母マリアの象徴的な花」として愛され続けています。
九州南部から沖縄、台湾を原生地とし、温暖な海岸近くの岩場などにも自生しており、明治時代以降は切り花用に改良され、現在では世界中で栽培・流通しています。

自生地では4月から6月にかけて花を咲かせ、園芸品種でも初夏に見頃を迎えます。
切り花としての需要が高まるイースターシーズンには、欧米で「Easter lily」と呼ばれ、教会の装飾に多く用いられます。
視覚や嗅覚、感情に訴えるテッポウユリは、その静かな美しさが派手さではなく「深さ」で人々を惹きつけ、仏事や結婚式、教会の祭壇など人生の大切な瞬間に寄り添う花としても選ばれる理由があります。
もし庭に一本咲いていたら、それだけで空気が清らかに感じられるかもしれません。

育てやすさと親しみやすさ
育てやすく親しみやすい家庭栽培向き:球根から簡単に育てられ、鉢植えでも楽しめるため、園芸初心者に人気です。
開花期間が長め:5月から8月にかけて花を咲かせ、初夏の庭を彩ります。
病害虫に留意すれば長く楽しめる:ウイルス病にかかりやすいものの、適切な管理を行うことで美しい花を維持できます。
 

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