寺内タケシとモズライトギター

音楽事象

寺内タケシは、日本のエレキギター界の先駆者として知られ、彼の音楽的旅路は多くのギタリストに影響を与えてきました。
彼がモズライトギターを手にした瞬間は、日本の音楽史における重要な転機の一つと言えるでしょう。
モズライトギターは、その独特のデザインとサウンドで、60年代のエレキブームを象徴する楽器となりました。

寺内タケシがモズライトギターを愛用するようになった背景には、彼の音楽への情熱とエレキギターの可能性を追求する姿勢があります。
彼は幼少期から音楽に親しみ、特にギターに対する情熱は強かったとされていて、兄が所有していたクラシックギターに触れたことがきっかけで、ギターの魅力に取り憑かれ、独学で技術を磨いていきました。

モズライトギターの特徴は、その革新的なデザインと、シングルコイルながらも高出力のピックアップにあります。
これにより、クリーンながらも力強いサウンドを生み出すことができ、エレキインストバンドに最適な楽器となりました。
寺内タケシは、このモズライトのサウンドが自身の音楽スタイルに合致すると感じたことが、このギターを手にするきっかけとなったと考えられます。

また、寺内タケシは、エレキギターの音量の大きさが重要であると認識しており、モズライトの高出力ピックアップは彼の求めるサウンドを実現するのに最適であったと言えるでしょう。彼の演奏スタイルは、エレキギターの魅力を広く伝えることに貢献し、多くのファンを魅了しました。

彼の音楽への情熱と、エレキギターの新たな可能性を追求する姿勢が、モズライトギターとの出会いを導いたと言えるでしょう。
寺内タケシとモズライトギターの関係は、日本の音楽史において重要な一ページを飾るものとなり、彼の音楽と共に、このギターの魅力も今後も語り継がれていくことでしょう。

因みに1966年リリースの加山雄三の「青い星くず」では、バックを務める寺内タケシのギターが大変大きなアクセントになっています。
歌もののシングルでここまでギターが前面に出る演奏スタイルは当時ほとんどなく、寺内タケシ自身のグルーヴ感と音色が楽曲の魅力を一段と引き立てていました。


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